ケイトウ

ケイトウの花言葉:色あせぬ恋

 

先週末千葉県へ行ったときに、道路脇に咲いていたケイトウです。

雑草が生い茂る中で、鮮やかなピンク色がひときわ目を引き、鮮やかに咲いていました。

 

ケイトウ

 

ケイトウは漢字で鶏頭と書きます。

読んで字のごとく、鶏の頭(トサカ)に似ていることから名づけられたそうです。

ケイトウ

 

くねくねとしたヒダが、ぎゅうと重なり丸みのある形を作っています。

 

 

ケイトウは、店に入荷する際、葉が虫に喰われていることがあります。

たまに、元気よく動く虫が葉についたまま市場から届くことも。

 

写真のケイトウも葉がたくさん虫に喰われていました。

 

ケイトウ

 

もしかして、鶏頭っておいしいのかなと思い、調べてみたところ・・・

やはり、葉をおひたしなどにして食べることができるのだそうです。

 

人間が食べる葉ものは虫に喰われることが多いですが、人間と虫のおいしいという感覚が似ているなんて不思議です。

 

ケイトウ

 

 

鶏頭は、かなり古い時代に中国から朝鮮半島を経て、日本に伝わったといわれ、万葉集にも詠まれています。

 

「秋さらば うつしもせむと 吾が蒔きし 韓藍の花を 誰かつみけむ」

 

-秋になったら染めにしようと 私がまいた鶏頭の花を 誰が摘んでしまったのだろう-

想いをよせた女性が嫁いでしまった悲しみを、鶏頭に重ねて詠んでいるそうです。

 

今から1000年以上も前に詠まれたものですが、現代に咲く鶏頭を通して現実味をもって伝わり、現代の私にも言いようもないせつない気持ちを思い起こさせます。

 

花のある暮らし

 

トウガラシ

トウガラシの鉢植えやドライフラワーをよく見かける季節になりました。

 

原産は中南米。

いつ日本に入ってきたのかはっきりしていませんが、室町時代〜江戸時代にかけてだと言われています。あまりにも辛かったためか、日本では長い間観賞用や体を温めるものとして使用されていたようです。

 

今ではどの家庭でもかかせない調味料にもなっているトウガラシが、日本では食用としてより観賞用としての歴史の方が古いとは少し意外です。

 

観賞用として品種改良が進み、今では実の形が細いもの、丸いもの、三角のものなど、様々な種類があり、夏から秋にかけて色の変化を楽しませてくれます。花屋でもハロウィンやクリスマス装飾などに欠かせません。

 

 

この写真は、オニキスレッドという種類のトウガラシです。オニキスとは、ご存知黒い宝石のこと。

1センチ程度の実が、黒から赤色へと徐々に変化していきます。

トウガラシ

 

 

葉はつやのない黒色で、実のつやつやが際立ちます。

 

トウガラシ

葉の裏面は緑みがかっています。

 

 

観賞用トウガラシには、他にも宝石にちなんだ名前"ブラックパール"という種類もあります。

つやつやとして光を反射する実に「黒真珠」ぴったりな名前ではないでしょうか。

 

トウガラシ

 

観賞用として売られているものは、まれに毒のあるものもあるようなので、"観賞用"は見て楽しむだけに留めましょう。

 

 

 

トウガラシ 花言葉:嫉妬

 

 

リンドウ

 

リンドウ 花言葉:勝利

 

リンドウは、野山などに自生する山野草で、秋を代表するお花です。9月に入り最盛期を迎えています。

生産量日本一は、どこだと思いますか?

 

 

昼と夜の気温差が大きい場所が、栽培に適しているそうです。

 

リンドウ

 

リンドウ生産量日本一、その答えは岩手県です。寒暖差のある場所で栽培すると、発色も鮮やかになるそうです。写真のこのリンドウも岩手県から届きました。

 

 

最近では育てやすく改良された品種もあるようですが、もともと涼しいところに自生するお花なので、今年の夏の暑さを考えると、生産農家の方たちには大変なご苦労があったのではないでしょうか。

 

大切に大切に、お客様のもとにお届けしたいと思います。

 

 

リンドウ

 

リンドウは9月に多く出回るため、敬老の日のフラワーギフトの定番です。

私自身も何度か敬老の日にリンドウをプレゼントしてきたので、リンドウを見ると敬老の日を連想します。

 

私は今年祖母を亡くしたのですが、今年の敬老の日からはお花を贈る人がいないということに気づいた時、改めて寂しさを実感しました。今までずっと敬老の日にお花を贈る相手がいたことが、とても幸せだったのだと思います。

 

リンドウ

 

年中行事だったり記念日だったり、まわりにいる大切な人達に普段の感謝や想いを伝える。それができるってことがとても幸せなことなのだと思います。プレゼントを贈るとき、自分自身もなぜかうれしいような、暖かい気持ちになれます。きっとそんな時に幸せを実感できるからなのかもしれません。

 

 

今月の17日(月曜日)は、敬老の日です。

おじいちゃん、おばあちゃんに、お花を贈りませんか。

 

 

 

 

 

リンドウ

 

 

 

トルコキキョウ

今週ご紹介する花は「トルコキキョウ」です。

1年を通して入荷し、花持ちがよく、まだまだ暑いこの時期にも比較的長く楽しめる花です。

 

トルコキキョウアップ

花言葉:すがすがしい美


 

名前に”トルコ”とつきますが、原産地はトルコではなく北アメリカ。

トルコキキョウ名前の由来には、「つぼみの形がトルコのターバンのようで、花の姿・色がキキョウに似ているから」という説があります。

 

 

 

トルコキキョウ 蕾

 

言われてみれば、くるくるっと巻かれた花びらがターバンのよう。

 

 

花房は、星型の花形のキキョウとあまり似ていないようですが、葉・蕾と花のバランス・花のつき方など花全体の佇まいは、どことなくキキョウと似ているようです。

 

 

花の咲き方には、花びらが幾重にも重なった”八重咲き”と、花びらの重ならないすっきりした印象の”一重咲き”があり、写真は八重咲きです。

 

トルコキキョウ ピンク

 

 

 

 

葉は、若干白みがかったスモーキーなグリーン。

 

トルコキキョウ 葉

 

窓辺に置くと、日の光に透けてきれいなライトグリーンに。

 

 

トルコキキョウは、スプレー咲きといって、1本の茎が先端で枝分かれし複数の花を付けるため、1本をそのまま長めの花瓶に活けたり、1輪ずつ小分けにしたりして楽しめます。

 

小分けにして、利休草・ドウダンツツジ・アップルミントとそれぞれ合わせてみました。

トルコキキョウは、花びらが薄く透け感があるためか、清潔感が感じられる花です。

 

トルコキキョウ花瓶

 

 

キッチンや洗面台、リビングなどに置いて、お家の中で花がいつでも目につくと、気持ちがほぐれて心に余裕ができそうです。

 

 

花のある暮らし

 

ブラックベリー

今週はブラックベリーのご紹介です。

 

原産地では、古くから食料として身近な果樹だったため『あなたと共に』という花言葉が付けられたそうです。甘酸っぱさを生かしてジャムやお菓子などに使われることもあります。

 

ブラックベリー

ブラックベリー 花言葉:あなたと共に

 

日本ではあまり果実として出回っていませんが、花屋では5月〜8月頃、観賞用の切り花を入荷します。

 

つやつやとした実とは反対に、葉は光沢が無く、実のつやを際立たせているようです。

また、グリーンの葉と赤の実の色の対比がとても美しく感じられます。

 

葉はギザギザとしていて、実のつぶつぶと、同じリズムよく調和し、可愛らしさをUPさせているようです。

 

ブラックベリー

 

 

切り花のサイズは、30cm前後です。

茎がしっかりしているので花瓶に活けることができます。

 

ブラックベリー

 

実の色は、緑から、ピンク〜赤〜黒と、徐々に変化し、最終的には名前の通りの黒色(ブラックベリー)になります。黒い実になるとほのかに甘酸っぱい香りがして、とっても美味しそう。

 

完熟し、しばらくすると実は落ちてしまうので、緑色の実が多い方が長く楽しめます。

 

 

花のある暮らし

 

初雪草

真っ白な雪のような模様と白みがかったグリーンの葉が美しい、初雪草。

35度を超える猛暑の中でも、庭で涼し気に咲いていました。

 

初雪草

 

葉が薄く茎も柔らかいので優しく可憐なイメージですが、

真夏の暑さにも負けず、毒もあって、意外にたくましいお花です。

 

 

サルスベリ

会社の最寄り駅、鶴見小野駅から会社までのレンガ道に、季節ごとにハナミズキ、ツツジ、アガパンサス、彼岸花、ミモザ、キンモクセイ、アジサイ等の様々な花が咲きます。

 

この道にサルスベリの木があり、今年も満開に近づきました。

 

 

サルスベリ

 

 

この木の花が1房咲いているのに気づいたのは、7月13日、先月の連休の前日の金曜日のこと。

今年もサルスベリの季節がきたのだな、もう1年か早いな。と、毎日通る道だから、ここに咲く花は「1年」を意識させます。

 

 

1房だけ咲いた花に目を引かれ、1年ぶりにサルスベリの木があったことを思い出しました。

花の咲いていない季節にこの木を意識することは一度もなかったのに・・・

 

サルスベリ

 

花が咲くのは、虫や鳥を誘い花粉を運んでもらうためだと聞いたことがあります。

そう考えると、何故人間が花に目を引かれ、惹きつけられたり美しいと思ったりするのかがとても不思議に思えてきます。

 

身近な人に聞いてみたり、社内のスタッフに意見を聞いてみたり、調べてみたりしましたが、どれもピンとくるものがありません。

ただ、花の色・形・咲き方・香り、どれか一つではなく、きっと花のすべての要素が関係しているのだろうと思います。大きい花・小さい花・地味な花・派手な花・香りのある花・ない花、様々あるけれど、その環境ごと、環境に合った花が目を引くように咲いていると感じるからです。

 

人間も虫も元を辿ると一つの生物だから本能的な部分では共通しているのか、

植物が進化する過程で、生き残っていくためになるべく多くの生命体を惹きつけるように工夫し変化していったのか、

いずれにしても、地球上の生物は皆、動物たちも、同じように花に惹かれているのでは、と思えてきてなりません。

 

 

サルスベリ

鶴見小野のレンガ道。ここに季節ごと様々な花が咲きます。

奥に咲いているピンクの花がサルスベリです。

中央に、夏らしい分厚い雲も撮れたので、この写真には「夏の ある1日」という題名をつけてみました。

 

 

サルスベリ 花言葉:雄弁

 

 

クルクマ

8月に入り、駅で子どもたちの姿をたくさん見かけるようになりました。

子どもたちの表情は、ワクワク、キラキラ。きっと夏休みの楽しい思い出がたくさんできるのでしょう。

連日の猛暑にも負けない元気な子どもたちを見ると、夏バテ知らずでうらやましい!と思ってしまいます。

 

調べてみたところ、夏バテ解消には”果物”を食べると良いそうです。

夏の体のだるさは汗で失われるカリウム不足からくることが多く、果物にはそのカリウムが豊富に含まれているそうです。

特にスイカや桃などは水分がたっぷりなので、汗をかく今の季節にもピッタリなのだとか。

果物は生のまま食べられるので、カリウムをムダなく摂ることができるそうです。

 

クルクマ

クルクマ 花言葉:あなたの姿に酔いしれる

 

今週ご紹介する花は「クルクマ」です。

写真のクルクマは"ホワイトカップ"という種類です。

 

「クルクマ」は健康食品として知られている、ウコンの仲間。

食用・薬用として栽培されるものを「ウコン」、花を鑑賞するために栽培されるものを「クルクマ」と呼びます。

花びらのように見える白く色づいた部分は「苞(ほう)」とよばれる葉で、実際の花は苞の内側にひっそりと隠れています。

 

クルクマ 花

 

このちょこんと顔を出している紫色の部分が花です。とっても控え目。

1本に7〜8輪くらいついています。

 

切花1本につき2枚くらい葉がついています。

薄くてハリのあるグリーンの葉は美しく、長さを活かして飾るとスタイリッシュな雰囲気に。

 

クルクマ 葉

 

 

くるくると葉を丸めて留めるとまた違った雰囲気で、少しコンパクトに飾れます。

 

クルクマ 花瓶

 

今回、夏を感じるブルーの花瓶に活けてみました。

透明感のあるクルクマの白が映え、お部屋に涼を呼び込んでくれそうです。

 

 

アンスリウム(プレビア)

南国や夏のイメージが強いアンスリウム。

今日は珍しい紫色の「プレビア」が入荷しました。

アンスリウム

アンスリウム・プレビア(チューリップアンスリウム) 花言葉:情熱

 

アンスリウムは、花びらのような仏炎苞(ぶつえんほう)という色づいた葉と、しっぽのように突き出た肉穂花序(にくすいかじょ)という花から成り立っています。(実は、この棒のような部分が"花"です。)この肉穂花序がみずみずしいかどうかが、新鮮さを見分けるポイントです。

 

こちらの「プレビア」は”チューリップアンスリウム”という種類で、チューリップの花に似ていて、上に向かって仏炎苞が付くのでそう呼ばれているそうです。

 

花びらのような仏炎苞は薄くつるつるとしたさわり心地。

アンスリウム

 

シャープな形と上品な紫色で、大人可愛い雰囲気の「プレビア」。

アンスリウムには「プレビア」の他に、縦にラインの入ったものや、しぼり染めのようにまだらに模様が入っているもの等、さまざまな色・かたちがあります。

 

ハート型の花や葉をもつアンスリウムは、風水において恋愛運に効果があるのだとか。

女性の方にプレゼントしたり、恋愛運アップの為にお部屋に1輪ざしで飾ってみてもいいですね。

 

切花は夏には長く持たないイメージがありますが、アンスリウムは花もち抜群!

茎も花も水に強いので、ガラス花器に浮かべて夏らしく涼しげに楽しむのもおススメです。

 

夏場は特に水が濁ったりくさったりしやすいので、水はこまめに入れ替えましょう。

水の入れ替えの際に、茎をさっと洗い、数cmカットするとさらに長持ちします。

 

 

 

花のある暮らし

 

ルリタマアザミ

私たちが日々何気なく目にしている”色”。

日本には古来から根付く”日本の伝統色”というものがあります。

四季折々、さまざまな表情を見せてくれる自然の美を取りいれて日本人独自の美的感覚で、色を表現しています。

 

例えば少し暗い赤色を表す「茜色(あかねいろ)」。

染料として使われていた”茜草の根”の色が由来となっています。

「茜色の空」や「茜色の夕日」といった、夕暮れの空を表現する時に使われていますね。

 

他にも、鮮やかな赤みをおびた黄色を表す「山吹色(やまぶきいろ)」。

松や竹の青味の濃い緑色を表す「常盤色(ときわいろ)」。

桜の薄いピンクを表す「桜色」なども伝統色です。

ただ「薄いピンク」と言うよりも、「桜色」と伝統色を使って表現すると、わかりやすく風情もあります。

歴史の流れの中でつけられてきた伝統色名には落ちついた趣もあります。

 

今はまさに夏真っ盛り。

夏にはお祭りや浴衣など、日本の文化に触れることが多くなる季節です。

”伝統色”を意識しながら色を見てみると、いつもとは違った”日本の夏”が見つかるかもしれません。

 

今週ご紹介する花はそんな伝統色が名前に使われている「ルリタマアザミ(瑠璃玉アザミ)」をご紹介したいと思います。

ルリタマアザミ

ルリタマアザミ 花言葉:鋭敏

 

ルリタマアザミは「瑠璃の玉」という名の通り、青紫色の小花が密集して咲き、丸いボールのような形をしています。

”瑠璃”は、仏教で珍重された7つの宝 「七宝」に挙げられる青色の宝石のことで、「瑠璃色」はこの宝石の青をあらわしているそうです。

実際は青色というよりは、紫色が強いように思いますが、涼しげな見た目が今の暑い時期にはとても癒されます。

 

つぼみの時にはまた様子が変わって、とげとげしたハリネズミのような見た目に、シルバーカラーが特徴的。

ルリタマアザミ

つぼみはなかなか固く、触れると本当の針のようにチクッとします。

グレイッシュで柔らかなニュアンスカラーの花やつぼみは、男性用や、夏にぴったりのクールな花束に相性抜群です。

形が個性的なので、他の花を引きたてつつ、しっかりと存在感をだすことが出来ます。

シルバーのつぼみがだんだんと瑠璃色に色づいていくと、途中で綺麗なグラデーションになるので、そういった変化を見て楽しめるところもおススメのポイントです。

ルリタマアザミ

1つの花なのに、様々な変化を見せてくれる「ルリタマアザミ」。

1本に約6〜7輪ほどつぼみが付いているので、そのまま飾ってもボリュームがありますし、小分けにカットして小さい花瓶に活けても涼しげに飾ることが出来ます。

 

ルリタマアザミの葉にはとげがあるので、触れる時には注意が必要です。

茎の下の方には葉がないので、まずはそこをもって、触れる部分まで取り除いてしまった方が安心かもしれません。

 

ルリタマアザミ

ルリタマアザミ 1本¥300(税抜)

 

今回、写真を撮影している最中も、一時外の暑さを忘れて、その涼しげな見た目にとても癒されました。

毎日溶けそうなくらいの暑さが続いていますね。熱中症になる方も多いようで心配です。

新宿店では、夏らしい花や涼しげな花など、お客様の気分に合わせてお選び頂けるようにご用意してお待ちしています。

ぜひ”ちょっと一息休憩”をしに、お立ち寄りください。