ハナミズキ

先日立ち寄った実家でのこと、3歳の息子が「お花が咲いてる!」と言うので指さす先を見ると、いつの間にか庭のハナミズキが満開になっていました。

忙しい毎日に追われて、小さい頃から慣れ親しんだ樹が目にはいらないほど、知らず知らずのうちに視界が狭くなっていたことに驚きました。

 

ハナミズキは、春〜夏は花と新緑、秋には紅く色づいた葉と赤い実、と四季折々に魅力があり、表情豊かに季節を感じさせてくれます。

季節のある国でないと見られない植物の表情の変化が見られることは、とても貴重なこと。

季節を楽しむことは人生を楽しむことではないか、と大げさではなくそんな風に思って、植物の変化で移り変わる季節を楽しめるくらいの心の余裕を持とうと思いました。

 

ハナミズキ

 

ハナミズキ 花言葉:返礼

 

1912年に当時の東京市長がワシントンに桜を寄贈し、そのお礼として贈られたのがハナミズキ。花言葉の「返礼」はこのことが由来とされています。

日本に渡来してからまだ100年程度しかたっていませんが、すっかり日本の花として定着しています。

ここまで定着したのは、四季折々の変化が楽しめること、丈夫なこと、比較的成長が遅く管理しやすいこと、の理由から街路樹や庭木として広く使われてきた為のようです。

 

ハナミズキ

 

花びらのように見える部分は実は"苞"と呼ばれる花のつぼみを保護して包んでいた葉です。ハナミズキの本当の花は4枚の苞の中心に密集して咲いています。黄緑色の部分で、小さな小さな花です。

花が落ちても色づいた苞は花びらより寿命が長く、このためハナミズキは4月〜5月くらいまでと長く花姿を楽しめます。

 

この花が題名になった、一青窈さんの歌はとっても有名です。

歌詞の冒頭、「空を押し上げて手を伸ばす君」

上を向いて一斉に咲く平らな花(苞です)の姿が、まるで上に向けた手のひらで空を押しているかのようだ、と私なりに解釈し映像を思い浮かべています。

ハナミズキは横から見るよりも上の方から眺めると美しく見えるような咲き方(苞です)をしています。

 

 

遠くまで足を運ばなくても季節を感じられる植物は身近にあって、毎年同じ表情を見せてくれる植物に、なんだかほっとするような気もします。

 

 

 

 

 

 

イベリス(キャンディタフト)

 

4月に入り新社会人の初々しい姿を見かけるようになりました。

 

新しい1年の始まりに気持ちが引き締まると同時に、自分が社会人になった頃を思い出しました。

入社して1週間もたつとどっと疲れが出て、休日は何もする気が起きずひたすらゆっくり体を休めていた記憶があります。

 

あの頃の私に「お花でも買いに行って、気分転換したら?」とアドバイスしたいくらい、今は花がなくてはならない存在です。

 

今週は、そんな慣れない環境などで張り詰めた気持ちで頑張っている方に、癒しをくれる花をご紹介します。

 

 

イベリス(キャンディタフト)

花言葉:初恋の思い出

 

 

1つの花に見える半球状の部分は、実際は小さな花がたくさん集まった1つの大きな花房です。

 

たくさんのお花が集まっているのに、乱れず重ならずきれいな半球を形作っている様は、繊細で見事です。自然の美しさに思わず見とれ、心が引き付けられます。

 

私が初めてイベリスを見た時、スカビオサ(松虫草)という花と一瞬間違えてしまいました。よく似ていますが茎の部分を見るとはっきり違いがわかります。イベリスの方がスカビオサよりしなやかで柔らかく葉もたくさんついています。

 

イベリスは別名「屈曲花(マガリバナ)」といい、太陽にむかって自由奔放に茎が曲がっているのも特徴です。

香りは少し独特で見た目のかわいらしさとのギャップがあります。

 

イベリスは英名では「キャンディタフト」といい、花業界ではこちらの名前の方が馴染みがあります。

キャンディタフトの「キャンディ」は"お菓子"、「タフト」は集まって咲くことから"束"を意味していて、「お菓子の束」という意味です。

 

そんなおいしそうな名前を知ったら「キャンディタフト」と呼びたくなりますね。

 

新宿店では本日、1本¥162(税込)で販売しています。(売り切れの場合はご了承くださいませ)

枝咲きといって、1本の茎から枝分かれしていくつかの花房がついています。

色は薄いピンク、濃いピンク、紫、白です。

 

花には「心を和ませる」という心理的効果があり、さらに「疲労」「抑うつ」「怒り」などが低下させる効果があると言われています。

頑張っている自分へのご褒美に。張り詰めた気持ちをお花で和ませましょう。

 

 

 

 

 

 

サクラコマチ

先週は一気に春めいた陽気になり、木曜日の最高気温は東京23度と夏を感じる程の暑さになりました。

お花見を楽しまれた方もたくさんいらっしゃると思います。

 

私は日中に時間を作ることができなかったので、日が沈んでから「夜桜」を楽しんできました。

夜でもそれほど寒くなく、輝く月と満開の桜との光景が幻想的でずっと見ていたい気持ちになりつつも、しっかりと屋台の方も美味しく楽しみました。

 

今週は桜の名がついている花【サクラコマチ】をご紹介します。

 

サクラコマチ 花言葉:青春の愛

サクラコマチ

 

薄いピンク色の桜に似た小花を咲かせる【サクラコマチ】。

 

別名【虫取撫子】と言われていて、茎に粘液があり、そこに虫がつくことからその名で呼ばれています。

 

サクラソウの粘液、私は普段触っていてもそれほど気にしたことがなかったのですが、あらためてじっくり観察すると、茎の全体ではなく枝分かれをしているところの近くがぺたぺたしているようです。

テープで巻いた後のように一部分だけ色が違って、そこから粘液が出ているようでした。

手に付くほどではありません。

 

そんな不思議な一面のあるサクラコマチですが、花もちも良く、何といっても見た目が桜に似ていて愛らしい花です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パンジー・バラ

桜の開花宣言が発表された地域が増え、先週末東京も見頃となりお天気にも恵まれました。

 

3月に入り雨や雪が降って寒い日もありましたが、その分桜は長持ちするのではないかと言われてるようです。あっという間に3月ももう残りわずかになりました。

 

 

花屋は母の日が1番忙しい、というイメージの方もいらっしゃるかもしれませんが、実は3月の卒業・送別の時期も母の日に負けないくらい大忙しです。

 

新宿のショップでも周りの企業様からたくさんご注文をいただき(ありがとうございます)、3月の最終金曜日は花束・花束・花束・花束・花束…まるで花束祭りです。

 

 

とにかく沢山のお花が入荷するので、この時期店の中は花市場のように変身。

 

 

大量のお花が店を埋め尽くし、私たちフローリストにとってすごく幸せな光景です。今年もどれだけ沢山の花束を作れるか、今からワクワクしています。

 

今週はこの沢山のお花の中から、私たちスタッフの中でも人気の高いお花、「いつか私も貰ってみたい」お花をご紹介します。

 

 

パンジー 花言葉:私を思って

 

 

 

本来パンジーは地植えや鉢植えに多いのですが、最近は茎を長めに栽培した切り花も流通しています。通年出回る花もある中、パンジーは冬〜春にかけての時期限定です。限定というと何か特別感ありますね。

 

パンジーの花には、アンティークっぽいくすんだ色合いやこの写真のようにちょっとシックな色合いも多くあります。それでも全く暗い印象にならないのは、この強めのふりふりの花びらのおかげでしょう。すごくかわいいのですけどかわいいだけじゃなくて、色合いとあわせて大人な雰囲気もただよいます。

 

季節を強く感じられるパンジーだけを束ねたブーケは、今の時期のおすすめNo.1。

丈があまり長くないので短めのまあるいブーケになります。植え込みではよく見かける有名なお花ですが、この花だけの花束はあまり見ませんよね。インパクトがあって印象的です。

 

 

 

 

バラ(イヴピアッチェ・ルチェンテ) 花言葉:愛

 

バラ

 

 

こちらは定番。

バラとグリーンだけのブーケです。

 

濃いピンクのバラが【イヴピアッチェ】、薄いピンクが【ルチェンテ】という品種のバラです。

 

イヴピアッチェはバラの中でも特に香りが強く、フルーティーな香りがとっても魅力的。

何本か束ねると、これはもう天然のフレグランスです。

 

どんな香りかというと、甘い7:さわやか3くらい、甘みの中にすっきりとした清涼感もあって、トマトに似たような青っぽいようなあまずっばいような香りも"少し"混ざっています。とにかく何度も鼻を近づけたくなるような幸せな香りです。

 

(トマトの香りに似たというのは、トマトを食べたときの鼻から抜ける香りです。これについてはスタッフの中に「トマトは違うんじゃない」という声もあって、意見が分かれるところです。)

 

気になった方は、ぜひ香りを体験しにお店にお越しください。(売り切れの場合はおゆるしください。)

 

 

 

春の香りの花々

3月もだんだんと終わりに近づき、本格的な桜の季節が目前になってきましたね。

もう河津桜は開花しているようで、一足先に楽しんでいる方も多いのではないでしょうか。

私も桜が楽しみで近所の桜の木を観察しているのですが、最近蕾が少しピンクに色づいてきていました!

満開の桜を見ながらゆっくりお花見ができるように、今から開花予想を見て計画をたてたいと思います。

 

3月は卒業や送別のシーズンになり、新宿店でも沢山の春の花を入荷していて、

花でいっぱいの店に立つとどんなブーケを作ろうかとワクワクしてきます!

 

春、夏、秋、冬とそれぞれその季節の旬で人気の花達がいますが、春はなんといっても香りが良い花がたくさん入荷します。

今日はブーケを作っているときに、香りがよくて思わずくんくん嗅いでしまう花達をご紹介したいと思います!

 

 

 

ヒヤシンス 花言葉:悲しみを超えた愛


まずは一輪でも存在感のある人気の春の花【ヒヤシンス】のご紹介です。

 

ヒヤシンスの香りは「グリーンノート」と呼ばれる新緑のような香りを思わせる爽やかな香りが特徴です。

和名では「風信子」といい、香りが風に運ばれてくることから名付けられたと言われているので、その香りの良さが分かるようですね。

ヒヤシンスの香りは癒し効果が高いと言われ、疲労回復に最適なので寝室などに飾るのがオススメです!

 

 

 

 

リューココリネ 花言葉:温かい心

 

あまり馴染みのない方もいらっしゃるかと思いますが、香りのよい花と言ったらこの【リューココリネ】です!

 

花は小ぶりで透き通るような透明感があり、その香りはバニラや桜餅の様な甘い香りがします。

春の芳香剤とも言われていて、拡散性の高い香りが遠くまで広がりやすい特徴もあるようです。

 

特に「カラベル」という品種が香りが強く、桜餅の香りがするのでぜひお試しいただきたいです!

 

スイートピー

 

 

スイートピー 花言葉:門出

 

花言葉のように、春の門出を祝うブーケやアレンジによく使われる春代表の花。

 

ヨーロッパではスイートピーをルームフレグランスとして飾り、香りを楽しんだと言われるほどで、品種によってはバラよりも香りが強いものもあるんです!

 

その香りは甘いお菓子を連想させる優しい香りが特徴でリラックス効果が高いと言われています。

 

フリージア

 

フリージア 花言葉:無邪気

 

こちらの【フリージア】も香りのする花としてご存じの方も多いと思います。

フリージアの香りは思い出に残る様なフルーティな香り。その香りには鎮静効果やリラックス効果、関節の痛みを緩和する効果など、色々な効果があると言われています。

確かに仕事中疲れた時に、ふと嗅ぎたくなるので、疲れた体がフリージアの香りを求めているのかもしれません!

 

白や黄色、紫など様々な色がありますが、特に黄色の品種がよりフルーティな香りがします。

 

春の送別の花束に入れて香りと一緒にプレゼントしても素敵ですね!

 

 

今日ご紹介した香りのする花達はほんの一部で、他にも良い香りがする花はたくさんあります。

春の香りがする花を集めてミニブーケにして飾っても楽しめます。

 

 

ブーケ

 

新宿店はそんな春の香りで包まれながら元気に営業しております。

春の香りを感じたいなと思いましたらぜひお家にも飾ってみて下さい!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

都筑阪急にて販売中

モザイクモール港北 都筑阪急1階ギフトセレクションにて、3月10日よりお花の入浴剤を販売しています。


都筑阪急

 

取扱商品は

・バスフレグランスソープミックスブーケ
・バスフレグランスソープアレンジボックス
・バスフレグランスソーププレミアムプチ
・バスフレグランスソープアレンジクリア
・バスフレグランスソープバービーケリーブーケ 他

です。

 

[営業時間] 10:00-20:00

 

都筑阪急へのアクセス・地図

 

 

 

ミモザ

毎年この時期になると【三寒四温】という言葉をよく耳にします。

 

改めて調べてみると、寒い日が3日間、暖かい日が4日間続き、また寒くなり…を7日間の周期で繰り返されることをいい、寒暖の変化がはっきり現れる春先に使われる事が多いようです。

 

 

 

暖かくなると、春が来たかな!?と嬉しくなるのに、また寒くなるなんてちょっとがっかりしてしまいますが、もう少しで本番が来ると思って、春を待ちたいと思います。

 

 

今週ご紹介するお花は、ポンポン状の綿毛のような黄色い花が可愛らしい!春の象徴【ミモザ】です。

 

 

ミモザ アップ
 

ミモザ(アカシア) 花言葉:秘密の恋

 

 

ミモザは【ネムの木亜科アカシア属】の総称で日本でよく見られるのは【銀葉アカシア】や【房アカシア】です。

とても種類が多いのですが、特に房アカシアは香りが良くて、香水の原料にも利用されているそうです。

 

ヨーロッパでも春を告げる花としてとても人気で、ミモザ祭りやミモザの日があり、お祭りではなんと10t前後のミモザを使うそうです!

 

 

 

見ているだけで元気がもらえる鮮やかなイエロー。

そのまま花瓶やかごに飾ったり、リースにしても楽しめます。

 

ミモザ かご入り

 

そのままざっくりとかごに入れるだけでも、まるでカフェのような明るい雰囲気。

かごの中に水を入れた空きビンを入れ活けています。

 

 

 

小さめのかごに1〜2本いれるだけでも、玄関等にちょこっと飾れるインテリアに。

 

ミモザ かご入り

 

 

 

新宿店にはミモザの他、チューリップ・ラナンキュラス・スイートピーなどたくさんの「春」が並んでいます。

ぜひ春を感じにいらしてください。

 

 

花のある暮らし

 

ムスカリ

先週末は春の陽気につい嬉しくなり、いつもより少し遠い公園へ散歩に出かけてみました。

久し振りに散歩にでてみたら、梅や桃の木がいつの間にか満開になっていて、春の訪れに心も体もほぐれるような気がします。

 

その分鼻はムズムズ、マスクや薬が欠かせませんが、しっかりと花粉対策をして春を楽しみたいと思います!

 

今週ご紹介するお花は、Instagramでも人気でよく写真が投稿されている【ムスカリ】です。

 

ムスカリ

 

 

ムスカリ 花言葉:明るい未来 失望

 

 

ベル型の花がブドウのように咲くことから、別名【グレープヒヤシンス】とも言われていて、よく見かけるのはブルーや紫の品種ですが、白やピンク、黄色など色々な種類があります。

 

ムスカリは花言葉が前向きな意味と、悲しい意味と両極端ですね。

悲しい意味はヨーロッパでブルーの色が悲しみの象徴であったことから付けられたとも言われていて、逆に前向きな意味ではそのひっそりと他を引き立てているような姿から、陰ながら支え、応援する意味が込められているそうです。

 

ひかえめで、可憐な姿が大人の女性に人気があり、ちょこんと一輪挿しに飾るだけで、気分がぐっと上がります!

 

ムスカリは丈夫で地植え、鉢植え、水栽培と様々な方法で育てることができるのですが、

新宿店に球根がついた状態のムスカリが入荷したので、今回はティーカップ型のグラスベースに入れて飾ってみました。

 

ムスカリ

 

 

 

白色のナチュラルストーンを一緒にいれて、根っこの部分を隠して飾っています。

透明のグラスを使用しているので、横から見てもストーンが見え、ムスカリのブルーを引き立ててより爽やかになりました。

 

新宿店には他の春のお花も沢山入荷していますので、お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください!

 

 

ムスカリ

 

 

 

 

 

 

遠鉄百貨店2階 期間限定ショップ

-期間限定ショップにて販売中です-
遠鉄百貨店2階、2018/2/28〜3/31までです。

 

遠鉄百貨店

 

取扱商品は

・バスフレグランスソープローズブーケ

・バスフレグランスソープミックスブーケ
・バスフレグランスソープアレンジボックス
・バスフレグランスソープボックスクリア
・バスフレグランスソープ リラックマ・ミッフィー・バービー 

・バスフレグランスソーププレミアムプチ

です。

 

遠鉄百貨店

 

 

[営業時間] 10:00-19:00

 

遠鉄百貨店へのアクセス・地図

 

 

 

 

 

 

まだまだ寒い日もありますが、日中は少しずつ春を感じられるようになってきました。

今週末はもう3月に突入ですね。

 

今週土曜日は3月3日、【桃の節句 ひな祭り】ということで、ひな祭りには欠かせない、桃のお花をご紹介します!

 

桃の花

 

桃 花言葉:長命 女性の柔らかさ

 

桃の花言葉にはおひな様を飾る家族の想いが込められているようですね。

桃は桜よりも早い時期に咲き、可憐なピンクや白の花を咲かせます。

 

今日は、切り花の桃をきれいに咲かせるちょっとしたコツをご紹介します。

 

【桃のお花を綺麗に咲かせるコツ】

[笋燭どや暖房にさらさない。

購入する際につぼみが黒ずんでいないもの、乾燥していないものを選ぶ。

飾る前に新聞紙で包み、切り口を焼いて、新聞紙ごと霧吹きをして深水する。

 

少し手間をかけるだけで綺麗に咲く蕾が増えて、より長く楽しめるんです。

 

女のお子様がいらっしゃるご家庭では、もうすでにおひな様の飾り付けをされた方も多いと思います。

桃のお花を飾ってひな祭りを一層楽しいものにしましょう。

 

 

 

花のある暮らし